XBOX ONEをVLANで別ネットワークに分離した

TP-Link Deco M5を安定して動作させるのに四苦八苦したのですが、2重ルーターにしてWi-Fiのみを別ネットワーク扱いにすると、有線LAN内に設置しているBDレコーダーなどのDLNA配信に支障(DTCP-IPでは同一ネットワーク内での配信しかできない)があることが分かりました。

最近Primeビデオ等のストリーミングばっかり見ていたのでつい忘れていました。

と言うわけでXBOX ONEはもう他のLAN機器と繋がる必要性がとても薄いのもあり、XBOX ONE自体を既存の家庭内LANから切り離して別ネットワーク扱いにすれば良いだろうと言うことでこれを実施
流石にLANケーブルを新たに這わせるのは大変なのでVLANで対応しました。

まずは最低限必要なVLAN対応ハブを購入


TP-Linkの似たような型番のより安価な物もあったのですが、ここはLifetime Warrantyも付いているNETGEARの物にしました。

で、最終的にだいたいこんな感じになりました
LAN配線図概略

既存ネットワークをVLAN1として、XBOX用ネットワークとしてVLAN10を追加、あとはGS108E間とルーター間をトランクポートに設定してあげれば完了です。

ルーターに使っているWSR-1166DHP2にはOpenWRT/LEDEをインストールしてあったのもあって新しくOpenWRTにもVLANを追加設定し、それ用のインターフェースを作成してGS108Eとの接続ポートをトランクにしてあげればさくっと動作してしまいました。

この辺GUIのLuciでサクサク設定できてしまうので、OpenWRTも随分と簡単になりましたね。

ちなみにOpenWRTはMT7621のハードウェアNATが使いたかったのもあって、現時点のSnapshotバージョンを使用しています。

結果は良好でXBOX ONEのXbox Liveからの通知も問題なく動作していますし、TP-Link Deco M5もブリッジモードに切り替えて家電機器とスマートフォン等のLANと同一のネットワークにしたので、DTCP-IPを使った配信機能も問題なく動作するようになりました。