REGZAタイムシフトマシンハードディスク D-M210を買ってみた

便利すぎるタイムシフトマシン

リビングに設置して使用しているテレビのREGZA 65X930ですが、搭載されているタイムシフトマシンの機能を使って地デジ6チャンネル分を24時間録画しています。

この機能は大変重宝していて、我が家ではほぼ放送時刻に合わせてテレビ番組を見るという方式は失われました。

好きな時に好きな番組を見るという半ばYoutubeのような使い方になっています。
タイムシフト視聴であれば面倒なCMもさくっとスキップすればよいのでストレスもたまりませんし、仮にリアルタイム視聴している際も、一時停止やちょっと見逃したシーンを見かえすために早戻しするなど自由自在に見れるのでTVの放送に行動が縛られるということが無くなりました。

そこまで地上波TVを見る人間ではなかったのですが、奥さんがTV大好きなので一緒に自分もちょいちょい見るようになった感じです。

微妙にチャンネルが足りない

埼玉在住ですがX930に内蔵されているタイムシフトマシンでは6チャンネル分なので、地デジを録画するにはちょっと足りないのが不満でした。

現状では、

  • NHK総合
  • 日本テレビ
  • テレビ朝日
  • TBSテレビ
  • テレビ東京
  • フジテレビ

の6チャンネルをタイムシフトしていますが、稀に「NHK Eテレで過去にやっていた番組を見たい!」とか「数日前にBSでやっていた番組を見たい!」といった需要がちょいちょいあったので、タイムシフトマシンの増設はそのうちしたいなぁと思っていました。

D-M210と増設HDDを購入

さて、そこでタイムシフトマシンのD-M210です。
2020年11月に発売された機種で、ブルーレイドライブが省かれてコンパクトで比較的安価になっているのが特徴で、地上デジタル放送、BS・110度CSデジタル放送の中から、最大6チャンネルをタイムシフト録画することが可能です。
光学ドライブはめったに使うことが無いのですが、別途レグザブルーレイDBR-W1007を使用しているので、特に光学ドライブの有無にはこだわりませんでした。

後で失敗に気が付くのですが、このD-M210に65X930に接続しているものと同じく6TBのHDDを繋げば合計12チャンネル分のタイムシフトを1週間ぐらいは維持できるだろうという目論見で6TB HDDの方も手配しました。

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D-M210の増設HDDへの録画仕様の確認漏れ

D-M210を設置し、増設の6TB HDDもタイムシフト用端子に接続していざセットアップを始めたのですが、ここでD-M210の仕様についての確認漏れがあり、いったんセットアップを中止しました。
買う前にマニュアルも読んでおけばよかったのですが、どうやらX930に内蔵されているタイムシフトマシンとは違い、『USB-HDD1台当たり2チャンネル分の録画』しか割り当てることが出来ない仕様にセットアップ中でUSB-HDDの割り当てを行っている時点で気が付きました。

この仕様のまま使うと

  • 1-2チャンネル分 ➡ USB-HDD1 6TB
  • 3-6チャンネル分 ➡ 内蔵HDD 2TB

という割り当てしかできず、3-6チャンネル分を内蔵2TBにタイムシフト録画することになり、保存できる時間が減ってしまいます。
また、テレビのタイムシフトマシンは放送波をそのまま記録するDR録画で行っているのに対してタイムシフトマシンの方はAVC録画で圧縮した録画になるため、6TBを増設するとTVのタイムシフトマシン以上に録画時間を稼げることが分かりました。

何となく名称が似ているので仕様についてもまったく同じものだと思い込んでいたのが失敗の原因です。

別途2TB*2を購入する。

ということでD-M210に6TBを1台増設することは非効率になってしまうのが分かったため、2TBのHDDを2台増設することにして、購入してしまった6TBのHDDはX930のタイムシフトマシン増設用HDDとして使うことにしました。

2TBを2台増設することで、

  • 1-2チャンネル分 ➡ USB-HDD1 2TB
  • 3-4チャンネル分 ➡ USB-HDD2 2TB
  • 5-6チャンネル分 ➡ 内蔵2TB

といった具合に2チャンネル分の録画をそれぞれ2TBずつ割り当てすることが出来るので全体的にタイムシフト録画の時間を延ばすことが出来ます。
下の画像がD-M210で設定したタイムシフト録画の設定です。
内蔵HDDは通常録画領域として25%ほどを設定してあるため、USB-HDDよりすこし録画可能時間が短くなっています。

タイムシフト録画設定状況

一応D-M210でも通常の予約録画等ができるのですが、こちらはDBR-1007の方で行うので完全にタイムシフトマシンとして全チューナーをタイムシフト録画に割り当ててしまいました。

使い勝手について

基本的にはD-M210自体を操作をするほぼなく、TV側の過去番組表示に結合されたD-M210の過去番組表を使って視聴する形にしています。

すこし不便だな、と思ったのはX930の過去番組表に結合されたD-M210のタイムシフト録画を通常録画領域へ保存する操作についてはX930側から行うことが出来ないところです。
いちいちD-M210のリモコンに持ち替えて入力を切り替え、D-M210の過去番組表に切り替えて保存操作をしないといけないため少々面倒くさい感じがします。

X930側にAVC録画のデコーダーが無いのでX930側の通常録画用HDDに保存するということが出来ないのは仕方がないとは思うのですが、せめてD-M210の通常録画領域へ保存する操作ぐらいはX930に結合された過去番組表からでも出来ると良かったのにな~と思いました。

余った6TBはX930に増設

余ってしまった6TBのHDDはX930に増設しました。

タイムシフトHDD増設端子が用意されているのでそこに接続しただけです。

一点注意点があるとすれば、増設して録画可能日数を増やすとその時点で過去番組表が全てリセットされタイムシフト録画が新たに始まる形になります。
もし増設前に過去番組表から見たい番組があるのであれば「保存」を先に行っておいた方が良いです。

増設により24時間分10日間の保存が可能になったので、タイムシフト録画が既に無くなっていて残念な思いをすることも少なくなることでしょう。

AV機器D-M210

Posted by ryu