テレビのスピーカーにリアスピーカーを追加した

2022年3月3日

フロント3.1chがちょっと物足りない

前回のスピーカー更新でフロント3.1ch構成となった我が家のリビングにおける映像視聴環境ですが、せっかくAVアンプには機能が備わっているのだし、フロントだけではもったいないないつかはリアスピーカーを追加したいなと思ってました。

中古のNS-B700を購入

上記の事もありヤフオクでしばらく出品がないかウォッチしていたのですが、ちょうど程度の良いNS-B700で色がブラウンパーチ、さらには壁掛けブラケット付きという出品があったので落札してみました。

こちらは壁掛けブラケット付きの物がペアで23,500円でしたのでお得に購入できたと思います。

スピーカーは天吊りにしたい

以前、ソニーの簡易5.1chシアターパッケージを使っていたことがありますが、やはり床置きでリアスピーカーを設置するのはかなり邪魔になるという印象があり、今回は多少音響に影響があっても見た目重視で天吊りにしたいなと思っていました。

しかしながらTVを設置している部屋は壁がコンクリートだったり天井が化粧板だったりとなかなか設置条件が厳しめだったため、今回はディアウォールを使って柱を立て、そこにスピーカーをマウントする手法にしました。

ディアウォールにスピーカーをマウント

ディアウォールの設置

天井は化粧板でテンションをかけてしまうと簡単に抜けてしまいそうだったので、巾木に対してディアウォールを設置しました。

なお2×4材に関しては以前も注文したことののあるIPC DIYLab.から購入しました。
ホームセンターで買う2×4材のお値段を考えてしまうとちょっとお高い感じもしますが、ソリやフシのある2×4材から問題のない物を選んで塗装から乾燥、あとは梱包と発送までやってくれるのを考えるとまぁ妥当かな?という気がしています。

一応アマゾンの方にも出品をされているようです。

巾木だけでは厚みが足らなかったため、手持ちの端材でディアウォールの接地個所の厚みを増やし、目隠しにマスキングテープで色を合わせてみました。

巾木に端材をたすと割とテンションがかかる感じにはなっているのですが、木工用ボンドと木ネジで固定したので一応大丈夫……ということにしました。

また、気休めかもしれませんが転倒したときの安全策として家具用の耐震ワイヤーロックを付けてみました。
このスピーカーの位置は視聴位置のほぼ真横となっているので、仮にディアウォールが倒壊するようなことがあってもワンクッションひっかかって人間への直撃を避けられればよいなぐらいの気持ちです。

気休めのワイヤーロックを設置

ワイヤーに対してもカモ井加工紙のマスキングテープを巻いてなるべく目立たないようにしています。

配線はしっかりモールで処理

配線はモールで隠してみました。
どうしてもL字アダプターなどで隠せないような場所はマスキングテープを巻いてごまかしています。

配線のモール

スピーカーケーブルについてはいろいろと音が変わるなどあるとはおもうのですが、オーディオテクニカが販売している30mのスピーカーケーブルAT6135/30にしました。

当初アマゾンベーシックのものでいいかな?と思っていたのですが、レビュー欄にアルミの芯に銅でメッキしたものであるというレビューがでていたので、一応メーカーは違いますがフロントスピーカーのケーブルと同じ99.99%純度の無酸素銅(OFC)のオーディオテクニカの物にしてみました。

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こうかはばつぐん!

ほぼサイドハイトのような位置に設置したリアスピーカーですが、YPAOで調整してみたところやはり若干音が高い所に定位するかな?という気はするものの、真後ろの音もしっかり感じることが出来満足しています。

5.1ch構成にしたことでApple TV 4Kを接続した際もDolby Atmosで出力することが可能になりました。

リアスピーカーはほぼサイドスピーカーのような感じですがこのような感じになっています。

左右のリアスピーカーの設置感

なおテストに使ったのは最近Netflixに追加されたモータルコンバットでした。(ちょうど見たかったので)

開始後23’30あたりにサブゼロとジャックスが戦うシーンがありますが、このシーンの背面を氷の音がぐるっと回る音がしっかりと背後から感じられ、リアスピーカーを追加した効果がしっかりと実感できました。

トータル費用

今回のでサブウーファー以外はヤマハのNS-700シリーズで統一して5.1ch構成になりましたが、構築にかかった費用はこんな感じになりました。

新品の希望小売価格を考えれば中古でそろえて半分以下と、そこそこ廉価なお値段で環境構築ができたのではないかな?と思っています。

品名希望小売価格購入価格(中古)
NS-F700 (フロントスピーカー) x2156,200円54,000円
NS-C700 (センタースピーカー)42,900円21,000円
NS-B700 (リアスピーカー) + SPM-50S x273,700円23,500円
NS-SW050 (サブウーファー)22,000円6,468円
合計294,800円104,968円
5.1chスピーカー費用合計

AV機器RX-V585

Posted by ryu