Chromebook tab 10を1ヶ月使ってみた感想
1ヶ月使ってみて
Chromebookは別途Thinkpad 13 Chromebookを使っているのですが、1ヶ月使ってみてこの機種特有の不具合なども分かってきたので書いておきます。
尚、現在これを書いている時点で使用しているChromeOSは71.0.3578.94(Stable)です。
1.スリープから勝手に復帰していることがある
原因は不明なのですが、スリープから勝手に復帰していることがあります。
マグネットスリープなどの機能は無いはずなのですが、持ち歩いていたりすると勝手に復帰しています。
一応画面ロックはされているので勝手に操作される事は無いのですが、この現象が次の2.の原因になっている気がしています。
ThinkPad 13 Chromebookでは起きないので、タブレット型Chromebookに由来するChromeOSのバグなのかもしれません。
2.スリープから復帰するとブラウザがクラッシュしている
スリープから復帰させたときにChromeOSのブートロゴが出て「正常にブラウザが終了しませんでした」というエラーメッセージとともに空のタブ表示のChromeが起動してくるときがあります。
Windows版Chromeがクラッシュしたときと同様の表示ですね。
これも原因が分からないのですが、なんとなく1.の「スリープから勝手に復帰している」時に鞄の中の環境などによって画面が押されてタップされたような状態になったり、画面回転機能が連続して働いた結果ChromeOSがクラッシュしているのでは?という感じがしています。
3.画面解像度の設定が保存されない
Chromebook tab 10はデフォルトの解像度設定が1024*768なのですが、設定でパネルのネイティブ解像度である
2048*1536まで段階的に変更することが出来ます。
しかしながら、正規の手順であるOSのシャットダウン後に電源を入れた際の通常起動や、「2.」のクラッシュなどが起きてChromeOSが再起動すると1024*768に解像度設定が戻ってしまいます。
4.音はあまり良くない
これは不具合と言うより、ハードウェアの仕様ですね。
PrimeビデオやYoutubeを見ていると音があまり良くないな~と感じます。
音の帯域が狭いというか、Youtubeでレビュー動画を見ていてもBGMとトークの分離があまり良くなく、トーク部分が聞きづらいな~と感じることもあります。
そんなわけで音の部分に関してはUSB DACを使って物理で問題を解消しました。
メルカリで格安に購入したものの使いどころが無くて死蔵していたAudioQuestのDragonFly v1.2があったので、USB-Cの変換アダプターを使って接続してみたところ特に問題なく使えています。
流石にちゃんとしたDACなので本体のイヤホンジャックに比べたら音も良く、動画を見るときの不満は解消してしまいました。
このDragonFly v1.2は既に製造終了品で、現行品はv1.5に相当するDragonFly Blackが後継品となっています。
外観はそっくりなのですが、Blackの方は背面にDragonFly v1.5のプリントとUSBコネクターがゴールドになっている等の違いがあり、実はこの辺の違いに売り手と買い手が気がつかずに売り手はBlackを売ったつもりが実はv1.2だったという背景があります。
不具合はあるけど満足度は高い
と、幾つか不具合を挙げましたが総合的なハードの満足度は高いです。
特に機能拡張も使えるWindows版とほぼ変わらないフル機能のChromeが高速に動作する環境を持ち運べるというのは大きいですね。
欲を言えばLTEモデムが内蔵されてれいれば尚良いという所ですが、これは現在のChromebookのターゲットが教育用途のハードであることを考えるとあまり期待しても仕方が無いのかなという気がしています。
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